今日はたった一言変えるだけで説得力が格段に上がるテクニックを3つご紹介します。これはすぐに日常会話やビジネスで使える万能なテクニックです。ぜひ最後までご覧ください。
1、半端な数字
道端で寄付を募っている人が「1円でもいいので寄付してください」と話す光景は普通でありきたりな感じがします。しかし、「17円でいいので寄付してください」と話している光景はどうでしょうか?意表を突かれてしまい、少し気を取られてしまいます。実は半端な数字を使った方が多くに人を巻きこみやすく、お金を貰う確率が60%高くなることが実験で判明したのです。
2、混乱させて正常に戻す
これも相手に意表を突かせるテクニックです。「300セント・・・つまり3ドルです」と話した方が「3ドルです」と素直に話した方より売り上げが2倍になることが実験で判明しています。みなさんも値段を自慢するときは「10ドル・・・つまり1100円」と言ってみましょう。
3、細かい数字
ミシガン大学の研究によると細かい数字のほうが信頼度を高めることが判明したのです。実験ではバッテリーの持続可能時間を見積もってもらいました。片方のグループは「最長2時間まで」、もう片方のグループは「最長120分まで」と書かれたバッテリーが何分持つかを予測してもらったのです。すると前者は89分、後者は106分持つと推測されました。何か売りたいときには細かい数字を使ってみましょう。
まとめ
「半端な数字」、「少しの混乱」、「細かい数字」、が23秒で説得力を上げられる3つのテクニックです。簡単なテクニックなのでぜひ機会があれば使ってみてください。今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
Santos, M. D., Leve, C., & Pratkanis, A. R. (1994). Hey Buddy, Can You Spare Seventeen Cents? Mindful Persuasion and the Pique Technique 1. Journal of Applied Social Psychology, 24(9), 755-764.
Davis, B. P., & Knowles, E. S. (1999). A disrupt-then-reframe technique of social influence. Journal of Personality and Social Psychology, 76(2), 192.
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