人生で後悔しないための戦略―「やった後悔」と「やらなかった後悔」

人生を豊かにする

「やらなかった後悔」より「やった後悔」という意味の教訓を一度は聞いたことありませんか?

してしまったことを悔やむより、したかったのにしなかったほうが、悔やみが大きい

ユダヤの格言
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予想と現実に起こる矛盾

しかし、実際は本当どうかかわかりません。確かめるために次のようなシナリオを検討してみましょう。 あなたが1万円分のA社の株をもっているとします。このとき、B社の株に変えていれば5000円得をしたことを知って後悔します。これは「やらなかった後悔」です。次にあなたが1万円分のC社の株を持っていて、その株をD社の株に変えたとします。このとき、C社の株をそのまま持っておけば5000円得したことを知り、後悔します。これは「やった後悔」です。この場合多くの人が後者のシナリオのほうが後悔は大きいと予測します。株を変えなかったことより変えたことのほうが悔しいと見積もるのです。ところがこの予測とは裏腹に人間は自分がしたことよりしなかったことを強烈に後悔します。なぜこのような矛盾が起こるのでしょうか。実はこれは人間が無意識にあることをやっているのが原因なのです。

心理的免疫システム

心理学者のダニエル・ギルバートによると人間には「心理的免疫システム」といった不幸から自分を守ってくれる機能が備わっているのです。このシステムにより人間は現実的に見ながら自分の都合のいいように物事を解釈することができます。これをさっき述べたことに当てはめると株を変えたことや告白して失敗したことはその経験からどれだけのことを学習したかを考えることにより自分を慰めることができます。しかし、行動を起こさなかったことへの後悔はどう解釈しても自分を慰めることができません。なぜならポジティブに解釈しようとしても経験自体がないからです。そのためやった後悔よりもやらなかった後悔のほうが大きく感じてしまいます。

まとめ

今日は行為より不行為の後悔のほうが大きい理由をご紹介しました。やった後悔は心理的免疫システムが「良い学びになった」と肯定的に解釈してくれますが、やらなかった後悔はそれができません。結果的に不行為の後悔のほうがが大きくなってしまうのです。何か悩んだときは行動を起こしてみてください。それが学びになり、自分の成長につながります。

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