仕事や勉強で高いモチベーションを維持するための心理学的な方法

高いモチベーションを維持する方法やる気を高める
このような方におすすめ

・高いやる気をずっと維持させたい

・仕事を楽しめるような職場を選びたい

・根性とかではなく、効率的にモチベを保ちたい

長期間やる気を維持し続けるのはとても難しいことですよね。運動や勉強、仕事など、数か月続けるうちに飽きてしまい、モチベーションが保てなくなります。自分も昔、飽き性で何事も継続できませんでした。

しかしやる気を長い間、維持できる心理学的な方法があるのです。この考え方を実践すれば、あなたが継続できなかった運動や勉強に長期間取り組むことができます。努力を継続すれば人生で大きな成果を手に入れられるのです。

自分はこの考え方を使って苦手だった読書を1年以上続けられるようになりました。今では読書の虜になっています。今日はその方法を詳しく解説します。継続したいことがある方はぜひ最後までご覧ください。

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外発的動機づけの効果は少ない

お金の目標は効果がない

動機付けの種類は2つあります。1つは外発的動機づけです。これはご褒美や報酬など、何かを与えることでやる気付ける方法です。

しかし外発的動機づけはモチベーションを上げる方法としてあまり効果がありません。私たちは高額な報酬を受け取ってもやる気はあまり上がらないのです。

しかも高額な報酬はパフォーマンスを低下させることが研究で判明しています。お金を目的にするのはやる気を上げる手段としてよくないのです。

【関連記事】 収益を目標にしてはいけない意外な心理学的理由

効果があるのは内発的動機づけだけになります。内発的動機づけとは自分の中からやる気が湧いてくることです。

外発的動機づけとは違い、行動自体に意欲を持つことができます。趣味やゲームは内発的なモチベーションが湧くため、報酬がもらえなくても熱中できるのです。

そのため仕事や勉強で内発的動機づけを高めれば、積極的に取り組めます。内発的動機づけはどのように高められるでしょうか。次にその方法をくわしく解説します。

内発的動機づけを高めるには

内発的動機づけを高める要素は4つあります。以前、人間の本質的な欲求を解説しました。それは自律性、関係性、有効性です。

実はこの欲求を満たした働き方が内発的動機づけを高めるのです。内発的動機づけを高める方法は人間の永続的な幸福度を左右する3要素と関連しています。

【関連記事】【充実した人生を送る方法】~永続的な幸福を左右する3要素~

自律性

私たちは自由が大好きです。人生をコントロール感覚の大きさは私たちの寿命にまで影響を及ぼします。

上司の命令や監視が多い場所では内発的なモチベーションが湧きません。結果的に生産性が上がりにくくなります。

仕事で長期的なモチベーションを保ちたい場合は自由な環境を選ばなければいけません。与えられた仕事を決められた時間にやるといった状態ではやる気が上がりにくいです。

「自由に社員が仕事をしていい結果を残すのか」と疑問を持つ方もいるかもしれません。しかしそれは間違っています。

実際にGoogleは勤務時間の20%を自分の好きな仕事に費やしていいという「20%ルール」を設けています。Gmailやグーグルニュースは「20%ルール」から生まれたそうです。

自由に働くことで、モチベーションが上がり、創造性も豊かになります。モチベーションが保てないという方は自由に仕事ができないことが原因かもしれません。

目的

やる気を上げるには目的が必要

壮大な目的を持っている人は生産性も高く、人生に満足しやすい傾向があります。仕事や人生に目的を持っているか持っていないかで大きく差が出るのです。

それを示した研究を紹介します。ホテルの清掃員を対象とした実験です。清掃員はシーツを入れ替えるなどの肉体労働がメインになります。しかし清掃員の67%は定期的な運動をしていないと答えたのです。

そこで彼らを2グループに分けました。1つのグループには清掃が健康を増進する立派な運動になることやカロリー消費量を伝えました。15分のシーツ交換は40kcal、30分間の掃除機かけは100kcal消費するなどです。

もう一方のグループは対照群として、運動のメリットだけを伝えました。4週間後、清掃員の体重を測定したところ、大きな差が出ていたのです。

運動のメリットのみを伝えたグループは全く痩せませんでした。しかし、業務が立派な運動になるとを伝えたグループは平均で0.8kg痩せていたのです。

これは清掃員が仕事に意味を見出し、行動が変わったからです。以前は清掃を「金がもらえる手段」としてしか認識していませんでした。

しかし「清掃が立派な運動になる」という認識に変わり、積極的に仕事をするようになったのです。このように目的を発見するだけでモチベーションが向上します。

また自分の目的でだけでなく、社会的な目的もやる気を上げてくれます。人を助けることで自分も幸せになるのです。

自分は塾講師のバイトをしているため、分からないことを教える機会が多々あります。自分の解説で生徒が理解できた時には感謝してくれるのです。その感謝は自分も嬉しく感じます。

このように社会的な目的も高いやる気を維持してくれます。仕事や勉強を長期間、継続させるには個人的な目的と社会的な目的が必要なのです。

成長

私たちのパフォーマンスを一番に引き出すものは前に進んでいる感覚です。進捗の感覚はモチベーションの源泉になります。

以前紹介した通り、長期的な高いモチベーションを維持するためには進捗の感覚を味わうことが大切です。

【関連記事】【パフォーマンスを向上させる方法】~モチベーションを引き出すために最も大切なもの~

ゲームはレベルアップが可視化できるので長期間没頭できます。そのため仕事や勉強にもレベルアップを実感しやすい機能を作ると続けやすくなります。

自分が読書を続けられるのは知識量が増え、人生の質が向上するのが実感できるからです。仕事でも最初の方は成長を味わえるため、とても楽しく取り組める場合があります。

長期的なモチベーションを維持するには自分の過去と比べ、成長の実感を大切にしましょう。

フロー

高いモチベーションを維持できる人は仕事に没頭して取り組みます。これを心理学では「フロー」と呼びます。

以前フローについて詳しく解説しました。フローは私たちも体験します。例えば「ジェットコースターに乗っていたら、あっという間に時間が経った」など、時間があっという間に過ぎることはフローに入った証です。

【関連記事】仕事が充実させる【フロー体験9つの構成要素】~つまらない作業を楽しくするための心理学~

仕事や勉強でフローに入れば、私たちはそれに没頭できます。フローに入っているかどうかのチェックリストを下に書きました。モチベーションを高めたい方は以下の質問に答えてみてください。

高いやる気を維持するための具体的な行動

紙とペンを使って高いやる気を長期的に維持する方法を解説します。考えるだけでもいいですが、紙に書くことで思考が整理されるため、効果的です。

自律性

自由がモチベーションを上げる

自律性は自由で好きにやっているという認識を持てばいいのです。仕事が好きな理由をじっくり考えながら紙に書いてみましょう。

目的

目的がモチベーションを高める

自分が仕事をする目的をじっくり考えましょう。「自分のこの仕事の目的は何か?」「この仕事はそのように社会に価値をもたらすのか?」この2つを考えると、仕事の方向性を見失わなくなります。

成長の可視化

成長の実感がモチベーションを高める

ゲームは自分の現状、ゴールが明確なため私たちはハマります。現状とゴールを設定し、成長を可視化できるようにしましょう。

オススメ本

長期的にやる気を維持する方法についてわかりやすく解説された本です。今日はこの本から内容を抜粋して記事を作成しました。この本には今日紹介した内容以外にも有益な知識がたくさん詰まっています。

モチベーションを高める方法について更に知りたいと思った方はぜひこの本をクリックして、買い求めください。この本を使いこなせば「やる気が上がらない」と悩むことはなくなります。

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まとめ

今日は長期的なモチベーションを育む方法について解説しました。目的を見出し、成長を実感することで、自分の仕事に高いやる気を持って取り組むことができます。

今日紹介したことについて、自分の考えを書いてみてください。これだけでもやる気は上がります。今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

参考文献(書籍,論文)

Crum, Alia J., and Ellen J. Langer. “Mind-set matters: Exercise and the placebo effect.” Psychological Science 18.2 (2007): 165-171.

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