【頼み方の心理学】~相手を喜ばせる頼みごとのルール~

頼み方の心理学人間関係

前回私たちはなぜ頼み事が苦手なのかを詳しく解説しました。その続きとして、今回は信頼関係を深める頼み事について紹介します。みなさんも頼み事を喜んで引き受けた経験があるはずです。実はある条件が整えられれば、頼み事は頼まれた方も嬉しくなります。これはなぜなのでしょうか。今回は嫌な顔されずに人を動かす頼み方をご紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

強制しない

頼み事を強制してはいけません。なぜなら、私たちは支配されている感覚をとても嫌うからです。コントロール感は私たちの人生の満足度を決める一つの要素です。そのため、強制するような頼み方はやる気を奪ってしまいます。

多くの人は子供のころに親から命令されたことがあると思いますが、これは間違いです。むしろ、命令をするとその逆の行動を取りたくなります。これは「ブーメラン効果」と呼ばれ、研究でも判明しています。

頼みごとをする場合は他の選択肢を提示することが大事です。「忙しかったらやらなくてもいいけど」や「ほかの方法でもいいけど」など、前置きを伝え、逃げ道があることを伝えましょう。

相手のやる気をなくさない

頼み方は多くのパターンがあるため、相手のやる気を削ぐものがあります。例えば、たくさん謝ることです。謝ることは大事ですが、たくさん謝ると相手との間に距離が生じてしまいます。

一般的に助けを求める場合には謝罪は必要ありません。その代わりに心のこもった感謝をしましょう。ほかにも言い訳をしたり、借りがあるのを思い出させたりするのもNGです。このような頼み方はしないように気を付けましょう。

仲間意識

相手の仲間意識に訴えると、相手は進んで頼みごとを引き受けてくれます。相手が自分を仲間だと認識すれば、自分を積極的に助けるようになるのです。仲間だと認識させるために2つのやるべきことがあります。それは共通の目標に目を向け、共通の体験や感情などを話すことです。

例えば、動画やブログでコラボを依頼したい相手がいるとします。その場合はお互いが認知度の向上を目標にしていることに目を向けるのが効果的です。「お互い、フォロワーが増えるのでコラボしませんか?」と共通の目標を伝えましょう。

また、会社内で頼みごとをする場合も会社の利益になることを強調するべきです。「会社の利益が上がるから一緒に○○しましょう」と伝えることで喜んで相手は引き受けてくれます。

これに加え、お互いの共通の苦労や経験を話し合うことで、さらに仲間意識を植え付けることができます。例えば、会社内で部下に仕事を頼む場合は苦労した話を打ち明けましょう。

「昔こういうことがあって大変だったんだ」と話し合うだけで、仲間意識を育むことができます。頼み事をする際には同じ旅をする仲間のような感覚を味わってもらうごとが大事なのです。

自尊心

誰でもできるようなことを頼んでも、頼まれた相手は自発的に手伝ってくれません。なぜなら引き受けても何も起こらないからです。一方で、相手のアイデンティティに訴えるような頼み事は喜んで引き受けてくれます。なぜなら、頼み事を引き受けることで自尊心が上がるからです。頼み事で喜ばせるには相手の自尊心やアイデンティティと関連したものでなければいけません。

みなさんも落ちたものを拾ったり、プリントを写メで送ったりなど、誰でもできるような頼み事はあまり気が進まないはずです。しかし、皆さんが好きなことや誇りを持っていることはどうでしょうか。おそらく喜んで引き受けるはずです。自分は心理学の勉強をしていますが、友達に「教えてほしい」と頼まれたら喜んで紹介します。

それは自分が好きなものであり、自尊心が高まるからです。音楽を趣味でやっている方に「弾き方教えてほしい」と頼むと喜んで引き受けると思います。このようにその人のアイデンティティに訴えるような頼み事は信頼関係を深め、喜んで引き受けてくれるのです。

スポンサーリンク

有効性

頼みごとをする際には有効性を感じさせましょう。有効性とは自分の行動に効果がどれだけ結果に影響を与えたのかを把握することです。有効性は人生の満足度を決定する一つの要因になります。

そのため、頼みごとをする際に有効性を感じさせれば、相手はとても満足するのです。感謝は有効性の欲求に訴える一つの武器になります。なぜなら、相手は行動がどれだけ自分に影響を及ぼしたのかを把握できるからです。

頼みごとが引き受けられたときには自分がどれだけ助かったかを述べ、しっかり感謝しましょう。

「これをやってくれたおかげで時間に余裕が生まれ、仕事を期限内に終わらせることができました。本当にありがとうございます。」

と伝えると、相手は有効性を感じ、満足します。

相手の行動が自分にとってどれだけプラスになったのかを伝えるのも頼みごとをする際の重要なポイントです。

オススメ本

今日紹介した内容がより詳しく具体的に書かれています。人に頼む技術を磨き、嫌な顔されずに人を動かしたい方にはぴったりの本です。これを読めば頼み方のプロになれます。興味のある方は是非クリックして、お買い求めください。

スポンサーリンク

まとめ

相手に喜ばれる頼み方のルール

・強制しない
・相手のやる気をなくさない

・仲間意識に活用する
・自尊心に訴える
・有効性を感じさせる

相手に喜ばれる頼み方のルールについて詳しく解説しました。このルールに沿った頼み方をすれば相手は積極的にあなたを助けてくれます。ぜひ実践してみてください。今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました