【いじめが起きる心理的原因】~心理学でいじめに対策する方法~

いじめ仲良くする

今日はいじめが起きる心理的原因を解説します。いじめは昔から存在する大きな問題です。今では教師がいじめをやるといった事件まで起きています。

では、なぜいじめが生まれるのでしょうか?今日はその理由を詳しく解説します。対処法も紹介するので、いじめに悩まされている方は最後までご覧ください。

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自尊心を上げたい

いじめることによって加害者は自尊心の高揚を感じることができます。いじめが絶えない理由の一つがこれです。

いじめは他人の優劣を判断するところから始まります。弱いものに対して嫌がらせをすることで自尊心が上がったように感じるのです。

これは他人を批判したい心理と一緒になります。他人の価値を下げて、自分の価値を相対的に上げようとするのです。例えば、上司の愚痴をこぼす人がいるとします。

この人は上司の悪口を言うことで、自分が正当であることをアピールしようとしています。

私たちは他人を見下すことで安心感を得られるのです。この安心感が度を超えてしまうといじめに繋がってしまいます。

自分も昔、他人を見下して自尊心を満たそうとした時期がありました。これをしようとすると他人や自分の欠点ばかりに目が行き、ネガティブな現実を構築してしまいます。結果的に自分も不幸になってしまうのです。

これだと豊かな人生は贈ることができません。最近悪口を言うことが多くなっている方は少し見直しましょう。

いじめが起きる一つの原因は自尊心を満たしたいからなのです。他人を見下すことで私たちは安心感を得られます。

仲間を作りたい

私たちは社会的な動物なのでとにかく仲間を欲します。それがいじめに繋がる場合があります。

コミュニティにはそれぞれの仲間の共通点や目標があるはずです。それは「読書を頑張る」や「この野球チームを応援する」など、いろいろあります。

しかし、これが「○○を敵にする」など、他人を標的とするような目的だといじめが起こってしまいます。本当は良い人なのにいじめに加担してしまう原因がこれです。

例えば4人のグループを作っていて、3人がいじめをすると、残りの1人もいじめに加担せざるを得ません。仲間外れにされる恐怖から断ることができないのです。

他人の悪口で盛り上がるグループや誰かを見下すことで成立するグループをたま見かけます。これがエスカレートするといじめに繋がってしまうのです。

権力を持ちたい

私たちは富や名声などの権力を追い求める傾向があります。権力の高い人は周りの人を仕切ろうとして権力の高さを示します。これが度を超すといじめに繋がってしまうのです。

思春期になると脳の成長の影響でスクールカーストというものを気にし始めます。自分は学校でどのくらい人気なのかが気になり始めるのです。

そして、親や先生に従うことやクラスで人気がないことが悪いという評価基準を持ち始めます。反抗期が存在するのはこれが原因です。そして生徒をコントロールできる人は権力が高いと認識し始めます。

スクールカースト上位の人は下位の生徒を操ることで権力が高いことを示そうとするのです。これが度を超すといじめに繋がります。

実際の研究でも、生徒に攻撃的な人をステータスが高いと中高生は認識することが分かっています。社会的序列を守ろうとするためにいじめが起こってしまうのです。

対処法

いじめは人の優劣を評価することから始まります。他人を見下したり、仲間外れにしたりすることの安心感を得たいためにいじめが起こってしまうのです。

これはとても醜い考えです。一方で人に優劣をつけず、ありのままの自分を受け入れることでこれに対処することができます。

自分の弱みが受け入れられない人は他人を批判しがちです。なぜなら、自分の弱みは変えられないものだと思っているからです。一方で弱みを認められる人はその弱みを活かしたり、克服したりしようと努力します。

努力で得た成長の実感は自尊心を上げてくれます。成長の楽しさを知ると、他人を見下すことが愚かだと思うようになるのです。

この考え方を成長思考と呼びます。つまり成長思考を育めば、いじめはある程度抑えられるのです。

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オススメ本

この本は成長思考について書かれています。成長マインドセットを育めば、いじめが減少するのです。

人の優劣を判断してしまう硬直マインドセットを持った子供はいじめられたことに対し、復讐したいということを考えました。

一方で成長マインドセットを持った子供はいじめられたことに対し、「いじめっ子の話を聞き、相手を許せたらいい」と評価したのです。

実際の研究で、子供に成長マインドセットを育ませるプログラムを導入しました。

すると、肉体的いじめが93%減少し、精神的いじめが53%減ったのです。成長マインドセットを子どもに持たせれば、いじめが減少します。その成長思考を育ませるにはぜひこちらの本を見逃さないでください。

まとめ

いじめが起こる原因


・他人を見下して自尊心を満たしたいから

・仲間の共通の目的が「他人を攻撃すること」になるから


・他人に攻撃的になることで権力を高く見せたいから

今日はいじめについて詳しく解説しました。いじめは重要な問題です。今日の参考文献にいじめの対処法について有益な記事を載せました。いじめで悩んでいる方はぜひこちらをご覧ください。

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参考文献(論文、記事)

https://daigoblog.jp/teacher-bullying/

https://daigoblog.jp/derisive-parenting/

Prinstein, Mitchell J., and Antonius H. Cillessen. “Forms and Functions of Adolescent Peer Aggression Associated With High Levels of Peer Status.” Merrill-Palmer Quarterly 49.3 (2003): 310-342.

Cillessen, Antonius HN, and Amanda J. Rose. “Understanding popularity in the peer system.” Current Directions in Psychological Science 14.2 (2005): 102-105.

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